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林道ツーリングの装備(2) 車体編

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林道ツーリング連載強化特集期間、まだ続きます。

5/15のレオタニモト春の林道ツーリングに参加お申し込み頂きました方、ありがとうございます。そろそろ募集人数枠も埋まりつつありますので、一緒に行って見たいと思われた方はお早めにお申し込みをお願いします。

今回のツーリングで初めてオフロードに行かれる方、どんな格好でいけばいいのかの身に着ける装備については前々回の林道ツーリングの装備(1)で紹介しましたので、今回は林道に行くにあたってバイクに必要な装備についてご紹介します。
ゴールデンウィーク期間中、これから初めて林道に行かれる方もご参考にしてください。

上の写真はこれから林道に入る直前の様子、人によって様々なスタイルがありますがここでは基本的なところを説明させていただきます。
ハンドガード
hgc
ダートに行く行かないにかかわらず、オフロード車を購入された方の多くが装着するハンドガード、ダート走行するのなら必需品の一つです。
安心できるのは上の写真のようなハンドルのエンドまで覆うアルミガードに樹脂のプロテクターをつけたタイプ。転倒した時でもレバーが折れたり曲がったりするのをある程度防止してくれます。
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金属ガードの無い、前だけを覆う樹脂プロテクターもあります。
張り出した木の枝や前を走るバイクが跳ね上げた石などから手を護るだけならこれでも十分で、アルミのクローズタイプに比べると軽量でグリップに干渉しないのがメリット。レバーは折れたら換えればいいと思っている私はこのタイプを使っています。

アンダーガード
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エンジンの底を護るアンダーガード、オンロードからすると何故横でなく下と思われるかもしれませんが、スリムでハンドル幅の広いオフロード車は転倒しても比較的サイドへのダメージは少なく、むしろタイヤで跳ね上げた石などが常にエンジンの底に向かって飛んできますので、下手をするとそれで穴をあけてしまうこともあるのと、思わぬひょうしに大きな石に乗り上げて底を打ち付けることもありますのでアンダーガードは重要です。
フラットダートぐらいではそうそうはなりませんが、写真はそんなフラットダートを走行した後のガードです。ちょうどタイヤのライン上になる中心が汚れているのがわかりますでしょうか、走行中も跳ね上げた石が当たってカンカンと音が聞こえてきます。
ダート走行されるのであれば、保険の意味も込めてアンダーガードを装着して安心しましょう。
できれば前方だけはサイドもカバーしてくれるものがより安心です。
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タイヤ
オンロードもですが、バイクの性能を引き出して楽しく安全に乗るのに重要なタイヤの選択。
今回のツーリングで予定しているルートのフラットダートでは特にどんな種類でも問題はありません、むしろ移動の舗装路の区間で危なくないタイヤを選んでください。
トレールタイヤ
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今回のツーリングならこれがベスト、バイクメーカーがナンバー付のオフロード車に標準装備しているオン/オフ中間タイプのタイヤです。純正採用されているだけあって、そこそこのダートであればこなしてくれつつ高速走行までできるこのタイヤはあなどれませんよ。あらゆるシチュエーションを想定した最もバランスのとれたタイヤです。

エンデューロタイヤ(公道走行可の物)
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標準のトレールタイヤよりももう少しダートでの食いつきがいいタイヤにしたいならエンデューロタイヤがあります。
比較的ブロックの間隔が広くしっかり土を掴んで滑りにくいので、よりダート走行が楽しくなります。
公道使用OKの物なら比較的持ちもいいので、オフで遊ぶのがメインの人にはお勧めできます、ただしオンロード区間が長いとブロックの角がアスファルトで削れてしまうと哀しい思いをしますのでどう使うのかはご考慮の上で。
なおエンデューロタイヤは公道OKのトレールに近い物から、難所ばかりを走行するのに特化させたクローズコース専用の物まで幅広くあります。公道走行に適していないとアスファルト走行でブロックがちぎれてしまう物もありますので、必ず確認して選んでください。
写真の物はピレリのMT21、アスファルトでもそこそこグリップして持ちも悪くないツーリング用エンデューロタイヤの定番です。

モトクロスタイヤ
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モトクロスコース専用の競技用タイヤです、基本ツーリングには使用しないでください
ブロックの山が高く間隔も広いので土をがっちり掴んでくれるので、ふかふかの路面でもしっかりグリップしてくれるのですが、土を掘り起こしてしまうので路面を傷めてしまいます。土を掘ってしまうと溝ができて崩れてしまい補修しなくてはならなくなるので、本来の林道の目的である作業道として使っている管理者が非常に困ってしまいます。これが問題で通行禁止になることもありますのでくれぐれもお願いします。
ただ今回のツーリングでは路面的にもペース的にもダートでは問題になるほどではありませんが、オンロードで危ないのでやめておきましょう。

トライアルタイヤ
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車種による相性はありますが、のんびり走るには結構使えるのがトライアルタイヤ。
走破性も高くダートでの乗り心地もいいので、あまりエンジンを回さずに乗るのが好きな方には合いそうです。
このタイヤの特性を活かすには、空気圧を低めにしてべったり路面に押し付ける感じになるので、当然抵抗も増えますからアクセルを開けてスピードに乗せて走るには不向きですのでご注意を。
路面に与えるダメージも比較的少ないのもおすすめポイント。
たいていのトライアルタイヤは幅、厚みがありますので、装着する車両が十分なクリアランスが取れるかの確認はしてください。

さて、ここから先はツーリング前の整備についてです。
シフトペダル
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オフロードブーツを履いたらシフトペダルの調整をしましょう。
一般的なナンバー付のオフ車は街乗りに合わせてセッティングしてあるので、シフトペダルの位置が下過ぎて厚みのある、そして曲げにくいオフロードブーツを履くとそのままではペダルの下にいれにくくシフトアップがとてもやり難いはずです。
写真のようなタイプのペダルなら一度外して角度を少し上向きにセット、リンクロット式のペダルなら調整つまみがあるはずですので、ブーツで操作しやすい位置にしておきましょう。
ただし普通のシューズに戻ったときはちょっと意識して多めに上げないとシフトアップ出来ないかもしれないので慣れてください。

クラッチワイヤーとレバー
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しばらく乗っているけどクラッチレバーの調整を一度もやったことの無い方、今すぐワイヤーとレバーのメンテナンスをしましょう。知らず知らずのうちにクラッチが重たくなって、半クラッチがやり難くなっている方がとても多いです。
バイクを操るのに重要なクラッチはしっかりメンテナンスをしてスムーズに動くようにしておきましょう。
まずはレバーとワイヤーを外して洗浄、綺麗になったらワイヤーは専用のワイヤーグリスや少し硬めの潤滑剤を噴き込み、レバーの可動部もグリスアップします。ワイヤー内はワイヤーインジェクターなる工具を使うとスプレーを効率よく噴きこむことができます。
組み上げたら遊びの調整をして、自分の好みの位置で半クラッチが使えるように合わせておきましょう。

ブレーキ
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ここに関しては自分で触る自信の無い方は必ず整備士に任せてください。ディスクブレーキの場合はある程度目視でパッドの残量が見えますので、減っているなと思ったら迷わず交換しましょう。ブレーキパッドが減っているということはその分だけパッドを押さえるキャリパーのピストンも出ています。そのピストンにパッドの削りカスがついて動きが悪くなっているとパッドの片減りを起こす原因にもなります。見えやすい片側が十分残っていても、実は反対側はもうほとんど残っていなかったなんてこともしばしばありますので、気になったら専門家に見てもらってください。
写真はキャリパーの汚れた状態と清掃後の比較、そして片減りしたブレーキパッドです。
くれぐれも言いますが、ブレーキは絶対に素人は自分で触らないでください止まらないバイクほど危険なものはありませんから。

プラグ
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2サイクル車があまりないのでこまめにプラグの状態をチェックしたり予備を携帯することもあまり無いとは思いますが、それだけに何万kmか走行していてもチェックすることも交換したことも無いという方もいらっしゃいます。ましてやインジェクション化が進む今、プラグのトラブルはほぼほぼ無いとは思いますが、ここで火が飛ばないとエンジンは動きませんのでたまにはチェックしておきましょう。

エアクリーナー
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埃っぽいところに敢えて自ら行くオフロード走行、エンジンに送る空気を取り入れるエアクリーナーにはオンロードだけを走る場合よりも遥かに多くの粉塵が流入してきます。その細かな汚れを取るフィルター(エアクリーナーエレメント)に掛かる負担も大きいので、汚れていないか定期的な点検をして清掃または交換をしましょう。
写真左は汚れたフィルターで右は新品、明らかに汚れが判ることと思われます。このような乾式のフィルターは少しの汚れなら表面にエアーなどをかけて吹き飛べばまたある程度までは使えますが、あまりに汚れが取れないときは交換してしまいましょう。
湿式スポンジタイプの場合は洗浄してフィルター専用オイルを塗って、スポンジが傷むまでは繰り返し使えます。

スペアパーツと工具
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林道内でのマシントラブルに、自分で対応できる範囲で必要な工具とスペアパーツは携行しましょう。
ハンドルレバー、特にクラッチレバーは必ず携行しておきましょう。仮に自分で交換できないにしても、パーツさえ持っていれば誰かがやってくれることもありますので、使わずにすめばそれに越したことは無い御守りだと思って携帯しておきましょう。
私はクラッチ・ブレーキレバー、パンク修理キット、プラグ、レバーホルダーのスペアを携帯、その交換ができる工具とあと空気入れ、空気圧計などをツールケースに入れて携行しています。
何まで持っていけばいいかは難しい判断となりますが、日常メンテナンスを通して自分がどこまでのことが出来るかの確認をしていくのと、事前チェックであらかじめ壊れそうなところは前もってのメンテナンスで修理しておくことで無用のトラブルを少しでも避けることができ、その分もっていくパーツ類も減らすことにつながります。
  1. 2016/04/30(土) 14:13:56|
  2. バイク用品情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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初参加させて頂きます、明日よろしくお願いします。
  1. 2016/05/14(土) 13:41:45 |
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  3. klx125 #-
  4. [ 編集]

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